[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
++++++++++
WJ感想(25号)
【NARUTO】
兄さん…!
兄さんの想いを生き様を思えば思うほど涙が出てしまいます。悲しくて苦しくて本当にもうどうしたら…!
幼い身でありながら、一族と里の板ばさみの中で悩み苦しんで苦しんで辛い決断を迫られたんですよね。毎日が地獄だったろうな…。
「くだらぬ一族に絶望している」っていうあの言葉が本当に痛い。里の中での「一族」の立ち位置だとか権力だとかに固執するあまり、里を世界をどれだけ不幸な状態に陥れることになるのか見えていない父親はじめ同胞たちが腹立たしくて、なにより悲しかったんじゃないかな、と。もっと大きな視点で世界を見ることが出来ればこのままでいられたのに、って。
イタチにとってサスケは最愛の弟であると同時に唯一の希望だったんだと思います。
サスケがうちはの闇を知らない「愚かなる弟」だったからこそ共に連れて行くことをしなかったんでしょうね。「うちは」が本当に木ノ葉の里の一員になれる礎を築いて欲しくて。差別だとか確執だとか、うちはの抱える負の遺産は全て自分が持っていくから、と。
側で鍛えてあげられない代わりに「復讐」という目的を与えることで力を求めさせて。
そうして自分のもとに辿り着いたときには自分とともに過去のうちはをサスケの手で全て終わらせて欲しい、と。命も力も全てをサスケに差し出すつもりで。
里抜けの大罪人を葬った手柄が在ればサスケは木ノ葉に帰れるだろうし、そのあとは誇り高くうちはを再興してくれれば、と願ったんじゃないかなぁ、と。
そんな夢や希望がなければとてもあんな修羅の道は進めないと思う。
ああもう…胸の中がぐちゃぐちゃでいろいろ書ききれないよ。兄さんが深すぎる。遠すぎる。
そうして今後のサスケが心配です…あんなに兄さんが苦労してサスケに真実を知られまいとしたのにマダラがマダラのアホウが…!
きっと、サスケにイタチの目を与えるつもりですよね。
そうして…どうするんだろう…。
ああ、あんまり先のことはあれこれ考えたくないけど、漠然と、やっぱりサスケがラスボスになるんだろうかと、思うんだけど。
イタチが最後に、サスケにとっての救いをナルトに見出したことが真実になってくれればと、そればかりを願うんだ。